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2005年8月10日 (水)

ライト館見学

フランク・ロイド・ライト作
帝国ホテル「ライト館」

Img_0058
名古屋に行きまして、
世界の「ライト」の建築作品を見に行く事に。

あまり気ののっていない奥さんに連れて(内緒で)、
明治村へ向かいました。

今回は、HP2万5000HIT記念!!
ライト館特集!!!
(今回は、長文)

まず、
フランク・ロイド・ライトの解説
1867or1869生
建築家、いわゆる天才。
20世紀の四大巨匠。
浮世絵のバイヤーとしても有名。
ブレイク前?は浮世絵の売買等で生計の一部を補っていたとか?(実は一生?)

建築の特徴は、
幾何学的なデザイン(晩年はシンプルに・・)
空間の繋がりが天才的な発想
材料学を熟知し、素材を生かし切った意匠、
デザイン、構造、地形、周辺環境との融合性
が顕著と言う感じ。

つづいて、
旧帝国ホテルライト館の解説。
1900年代前半、浮世絵関係で来日した、ライトに
林愛作(帝国ホテル支配人)が
帝国ホテル(旧新館)の設計を依頼したと言われている。

1912年に設計に着し、
構造的に「浮き基礎」、(杭が支持層に届いてない・・・)
建築材として「大谷石」、(天然の石だよ・・)
装飾兼として「テラコッタ」、(模様付き陶器タイル)
を採用(発想)し、
当時のめずらしい物づくしで、
デザインも和洋、古代近代、モダンが見事に融合した、
超素敵な(・・・もう現代ではあり得ない)ホテルの設計であった。

しかし、
天才の発想と言うべきか
わがままなのか
設計変更につぐ、設計変更により
工期が伸びに伸び1921年竣工予定が1923年となる。
その間にライト自信、帰国し、解任状態となる。
完成までは、弟子?の遠藤新が指揮してこぎ着つけた。

そして、このライト館をもっとも伝説にするエピソードが・・

この帝国ホテルの完成披露宴の日は、
1923年9月1日!!
そう、関東大震災の日!!!

披露宴当日、
関東地方を襲った、巨大地震。
周辺の壊滅的な状況をよそに
ほぼ、無傷。
あの「浮き基礎」の効果絶大だった!!

伝説的な建築物となった瞬間である。

しかしその後、
「浮き基礎」構造のデメリットか、
緩やかに建物自体が沈下しつづけ、
大谷石も風化により建物自体が浸食され、
完成より44年後の1967年、
あえなく取り壊す事となった。

そして、その後、正面玄関部分を現在の愛知県犬山市「明治村」に移設した。

いやー、すばらしロマンと歴史。
別に建築学とかを学んだ訳じゃないけど、
何かすごい。

で実物見た。
帝国ホテル「ライト館」玄関部。

Img_0059

写真だと、こったデザインだねーとか
洒落た感じ、くらいしか思わないが、
実物はすごい!!

Img_0068

本物は、圧倒される。
美しいデザイン。
光る柱。
流れる空間。
小さな階段と大中のスペースを巧みに配合した3D調和。
2階へ上がるだけで楽しいし、

Img_0067

ただ玄関ホール1週するだけでおどろきの連続。

Img_0066

こんな建物が昔、日本にもあったのか!!!!
玄関だけじゃなくフルサイズの頃に泊まりたかった・・
(生まれてません)

さすがに興味がなかった奥さんも
「これは、すごいわ−−!!」と感動していた。

これ見ちゃうと他の明治村の歴史的な建物が・・
しょぼく見える事請け合い。

うあーこの感動は書かずにいられない
って感じでしたよ。
いやー本物って本当にいいですねー。

日本にはライトの建築物が3つ位しかありません。
その一つがここに有りました。

余談ですが、
最後に日本国首相官邸。。
あれは、外観や内容の一部がものすごくライト風で
NAKASONE首相が
「ライトの設計」と外国の方に宣ったが
実はコピー作品。
大蔵省の役人、下元連の設計です。

でもすてきなデザインには代わりないし、
こうは、コピーできないですね。

それほどにライトは、コピーする事すら至難な天才ですなぁ。

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コメント

大げさに記事書き上げてますが、
ホテルの玄関部だけなので、
見学が10分と係らない建物だったりしますので
大きな期待は・・・(汗。

明治村自体も、北海道の開拓の村のイメージ合います。

でも、私のような建築好きには、たまらなかったので
あつく書き上げてみました(*^.^*)

ちなみに公開されているライト建築は、
日本にあと2つあって、
兵庫県芦屋市のヨドコウ迎賓館 入館料500円
東京都豊島区西池袋の自由学園 
がありこっちの方が交通の便とかはよさそうです。


投稿: グルーデン | 2009年1月 9日 (金) 20時39分

グルーテンさん、
おはようございます。
雪祭りでの犬山城を、昨年見てから、一度名古屋に行こうと思ってたんだ。
友達が、徳川美術館も良いといってたし・・そして、去年、この記事を見て
絶対、ここも訪れようと、決心した。

投稿: シャリー | 2009年1月 7日 (水) 10時40分

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1923年竣工のライト館正面玄関(日比谷) 当ホテルは戦後GHQにより接収されたので、画像はその占領時代に撮影されたものでしょう。現在は博物館明治村に、この正面玄関部分のみが移築され・・・ ... [続きを読む]

受信: 2009年2月21日 (土) 10時36分

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